ESOL:英語ネイティブでない児童向けのプログラム(説明、手続き等)

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ESOLとは、English for Speakers of Other Languagesの略で、英語を母国語としない子供(ESOL Students)向けの、英語習得を目的としたプログラム(ESOL program)です。

ESOL programを提供する特別クラスを ESOL centerと呼び、ゲインズビルを含むアラチュア郡(Alachua County)では、ESOL centerのある学校は、J. J. Finley Elementary School, Westwood Middle School, and Gainesville High School、となり、つまり、小中高で、それぞれ1校ずつとなっています。

アラチュア郡のESOLについては、以下のページに説明があります。

Alachua Country Public Schools – English for Speakers of Other Languages

一般に公立の学校は、居住の住所によって学区がきまり、各学区の学校への通学が原則となりますが、確認試験の結果ESOL studentと認められた子供は、ESOL centerのある学校へ越境して通学が認められます。

ESOL centerのある学校では、まず基本的にネイティブの子たちと一緒に通常級に在籍しそれをHome Roomとし、1日のうち3、4時間は通常の授業を受け、ネイティブたちが国語(つまり英語)の授業を受けているいる1、2時間をESOL centerで受けることになります。

日本から来る子供の多くはこのESOL centerのある学校を選択しています。

2017年2月時点で、J. J. Finley Elementary School とWestwood Middle Schoolに、合わせて10名弱の日本人が在籍しています。

ゲインズビル周辺の地区にはヒスパニック系の住人が多く、そのためスペイン語を話す子供がESOLの児童の多くを占めるようですが、UFへの留学生などの子供も居るため、他にも、アジア諸国や、ヨーロッパ諸国からの子供たちも居て、多様性に富んでもいるようです。

ESOL手続き

ESOLを希望する場合、居住住所の学区の学校への登録を行った後、「その学区の学校」で、ESOL 適合性の確認手続きを行います。

以下のリンク先に、Alachua郡のESOLについての資料があります。

 →General Information on ESOL Program in Alachua County Public Schools

この中にESOL適合性確認手続きについて説明してあります。概ね以下のような感じです。

・家庭内言語調査票の記入:家庭内で用いられる言語が何であるかのアンケートのようなもの。親が記入します。
・該当児童に対する英語能力の試験:内容は listening and speakingに加え、3-12th gradeの場合は reading and writingも。

実質的には、児童が英語を十分に使えないことを確認するための確認試験です。

この手続きの結果に基づいて、該当児童に対しESOL 適合性が認められると、次の2つの選択肢が与えられます。

選択肢1:ESOL centerのある学校、すなわちJ.J. Finley Elementary School, Westwood
Middle School またはGainesville High Schoolへの登校を希望し、そこで、ESOL専任教師の下、他のESOL studentsとともに、ESOLクラスにて、ESOLの英語習得授業を受講する。ただし、算数、理科、社会等の科目は、
その学区の通常の生徒とともに授業を受ける。なおESOLのため越境していても、希望により、たとえ本来の学区の外であっても、スクールバスによる登下校サービスを無料で受けることができる。

選択肢2:その学区の学校に登校し、通常の生徒とともにすべての授業を受講する。教師からはESOL指導方針に基づいた指導を行う。

上記のどちらかの希望を示し、実際に通学する学校が決まります。

日本から来ている場合は、特に理由のない場合、選択肢1を選ぶことになると思います。

ESOL適合性確認手続きで用いられる書類の一通りが以下のリンク先にあります。

 →ALACHUA COUNTY PUBLIC SCHOOLS – Forms – ESOL

サイト主の子供の場合

当家の場合、住所に基づく学区の学校は、Idylwild Elementary Schoolでしたので、まず登録手続きを、ここの学校へ出向いて行いました。

そして、入学手続き等が完了したのちに、ESOL 適合性の確認手続きを希望しました。

ESOL 適合性の確認手続きは、それを実施できる担当の教師が決まっているようでしたが、その教師の都合によって、入学手続きと同日にできたり、後日になったりするようです。

ESOL 適合性の確認は、その担当の先生が、子供を別室に連れて行って試験を実施し、試験中の保護者の立ち会いはありませんでした。

15分くらいの試験の後、保護者が呼ばれて、試験の結果を伝えられました。うちの子供たちは英会話はさっぱりでしたので、当然、ESOL適合の判定です。

試験の結果を伝えられると、上記選択肢のどちらを選ぶかを記載する書類が用意され、これに保護者が署名して希望を示します。迷いなく1のJ.J. Finley Elementary Schoolを希望しました。

なお、長女は、渡米時点ではElementary Schoolに通いましたが、その年の8月からは
Middle Schoolに進学しました。Middle Schoolへの進学に際して、改めてESOL適合性手続きを行うことはなく、また通学先も、ESOL CenterのあるWestwood Middle Schoolへの入学が自動的に手配されていました。

参考情報:ESL,EFL,ESOL,ELL,ESPの違いについて
アメリカでの、英語を母国語としない者向けの英語教育サービスについて検索すると、上記のような略語がでてきて、どれが何だかよくわからない印象を受けます。
これについて、説明したページがあったので、参考リンクとして掲載します。

 →What’s the Difference Between ESL, EFL, ESOL, ELL, and ESP?