ゲインズビル、フロリダでの運転

日本と米国で大きく違うのは、言うまでもなく車線の向きです。
日本は左側通行ですが、米国では右側通行です。

しかし他にも、交通ルールやマナーなど、さまざまな違いがあります。

ゲインズビル、フロリダでの運転を中心に、米国での自動車の運転について、書いてみます。

<交通ルール等>
米国では州ごとに交通法規が少しずつ異なっているようです。
フロリダ州の法規については以下の公式サイトのFlorida Driver’s Handbook が重要な情報です。

 → Florida Highway Safety and Motor Vehicles – Handbooks & Manuals

日本語でまとめられた情報については、ネット検索すれば、米国の交通規則を説明したサイトはたくさん出てきますが、以下の方のサイトはコロラドの情報ですが、交通標識について簡単によくまとめてあり、ゲインズビルでもほぼ通用するなと思いました。上記Florida Driver’s Handbookもご覧の上、総合的に参照できるかと思います。

Siete Vidasさんのサイト – 交通ルール<その1>交通ルール<その2>交通ルール<その3>アメリカの交通ルール: 信号機故障の場合

ただし「その2」にある、”HOV (High Occupancy Vehicle)”(渋滞緩和のため、2人、または3人以上乗車している車の優先道路)というのは、ゲインズビルでは見たことがありません。それほど渋滞しないからだと思います。

他には、スクールゾーンがアクティブな場合(黄色点滅シグナル)、ゾーンの中で速度20MPH制限、などがあります。

<アルコールと運転>
交通ルールの延長線上になりますが、アルコールと運転についても参考情報があります。

街中やハイウエイを運転していると、「DUIはだめだぞ」、みたいな標識を時々見ます。DUIとは、Driving Under Influenceのことで、アルコールや薬物の影響下での運転、日本でいう飲酒運転のことを差します。

このページ上部の運転免許証取得のリンク先ページに記載した通り、初めての運転免許取得の場合(日本でも運転免許をもっていない場合)には、DATA (drugs, alcohol, traffic, awareness)というコースで4時間、アルコールや薬物が運転にどう影響するかを学びます。

実際の運転においては、BAC(Blood Alcohol Concentration)=血中アルコール濃度が0.08以上でDUI違反となります。

飲んだ量と内容、体重、飲酒後の経過時間などから、おおよそのBACを計算してくれるサイトがあります。

 →BAC(Blood Alcohol Concentration)0.08

DUIについて詳しくは、先のHandbooks & Manualsの61ページから記載があり、その危険性の説明だけでなく、代償として発生する費用などの説明もあります。

以下のページでは、その説明についてよくまとめてあり、参考になります。

 →DUI(飲酒運転)のお値段は? - コワイ話

罰金その他すべての経費をあわせると$12,000もの代償が発生するということです。

<道路の状況等(日本との違い等雑記、あとで整理かも)>
・大きな違いは右車線通行であること。車線の違いに最初は違和感を感じ、交差点ごとに進むべき車線を間違えないかと緊張するが、しかし時間とともに次第に慣れてくる。しかし慣れた頃にも不注意で間違えやすくなるので注意が必要。
・ウインカーを出さない車が多い、出したら出しっぱなしのがときどきいる、ウインカーと逆に曲がるやつがたまにいる。
・基本的に車間距離が短い。
・車間距離が短くても、ウインカー出さずに、急に、無理に車線変更してくるのが結構いる。
・速度制限を守らないのもいるが、極端に遅いのも居て、まちまち。
・3車線位の道路だと、55~60マイル(90~100キロ)位で車間距離も短く走っている連中が少なくない。
・その状態で、前方に左折/右折車両が停車していて、急停車しなくてはならない時が少なくない。
・(緊急時でない)パトカー、消防車でも、ウインカーや速度制限など守らないのが多い。
・日中でもヘッドライトをつけたままの車が多い。つけていない車と半々くらいなので、法律で付けなければならないというわけではないと思われる。
・対向車や先行車がいてもハイビームで走っている車が少なからずいてまぶしい。
・街灯が少なく、夜道は暗い。ちょっと郊外だと住宅地でも街灯が全くなく真っ暗のところもあるくらい。
・歩行者には結構親切。歩道で待っている人に対して止まらない方がどうかしてると思われるくらい。
・ゲインズビルあたりは、基本的には親切なドライバーが多いが、UFの若い学生で免許取り立てで危なっかしい運転をしているのもいたりする。
・マイアミあたりに行くと、荒い運転をする車が多いらしい。
・フロリダは全体的に実技試験が甘く、運転が下手な人が少なくないらしい(もちろんとても上手な人もいますが)。
・事故が多い。ゲインズビルでも、学校の登下校の送り迎えで走っているだけでも、2日に1回は事故を見るような気がする。
・警察の取り締まりも多く、それはほぼ毎日見る。多分速度違反と思われるが、実際には何で取り締まられているのか私にはよくわかりません。
・UF構内は全面20MPH、また、スクールゾーンがアクティブな場合も20MPHになり、その場合の速度制限はかなりしっかり守っている車が多い。
・2車線、3車線の通りもあるが、車線の幅は日本のそれとあまり変わらないと思う。一方大型SUVやトラック/トレーラーなどは日本よりも車幅が広く、隣り合った時距離が近いので注意。
・左折:日本の右折に相当。多くの交差点に左折専用レーンがあり、また専用信号(左向き矢印)が設置されている。左折先行型の交差点が多いと感じられる。
・左折信号が黄色点滅の場合は、対向直進車をやり過ごしながらの左折になるが、その場合日本の右折の時のように交差点内に進入してタイミングを待つことはしないほうがいいと思う。左折先行型のため、信号が変わるとすぐに交差道路が青になり、自分が交差点の中で立ち往生してしまいそうになるため。左折信号が黄色点滅の場合は停止線の手前で停止したまま左折のタイミングを計り、左折できなかった場合は信号が一巡して左折信号が青になるのを待った方が良い。
・右折:ご存知の方も多いと思うが、基本、赤信号でも右折できるが、交差道路の直進車のみならず、交差道路の歩行者、自転車、交差道路のUターン車両、対向車線の左折車、その他歩行者自転車等、しっかりと確認して注意しながら右折しなければならない。
・RTSやスクールバスをあなどってはいけない。ものすごい勢いで加速し、最高速も半端ない。
・交差点での譲り合いなどは基本的に手振りでする。他の車両とのやりとりは、その運転手の顔をしっかりと見て行うことが大切。お先にどうぞのつもりでクラクションやパッシングすると、威圧していると受け止められる場合がある。
・同様に、車線や進路を譲ってもらったりなどしてお礼をする場合にも、ハザードやクラクションをつかってははいけない。手振りでお礼をするのが良い。
・駐車場に停めるときは、前向き駐車が基本。ナンバーが見えなくなるからと言う理由で後ろ向きが禁止されているところもあるらしい(まだ見たことないが)。
・前向き駐車は、事前にできるだけ車の向きをまっすぐにしてから入る。また後ろ向きに出ることになるが、周りが見ずらいのでとても注意が必要。
・ボロボロの車が少なくない。錆びだらけだったり、ぼこぼこにへこんでいたり、バンパーが完全に外れていたり、窓ガラスが割れてゴミ袋が貼られていたりなど、そんな車をときどき見かけるのにも、しばらくすると慣れてくる。

<運転中にパトカーに止められた場合>
うっかり何かの交通違反をしてしまったところを見られていた場合や、めったには無いと思いますが、違反が無くとも警察が何か確認したい場合、パトカーに止められることがあるかもしれません。

走行中、パトカーが自分の真後ろで赤青フラッシュを点滅させて追尾してきた場合は、右ウインカーを出してゆっくりと減速して、路肩に止めます。私が街中で見た経験では、十分な路肩が無い場合で、すぐ先に入りやすい駐車場や路地がある場合には、そのような場所へ曲がって入ってから止まっている場合もあるようです。

よくいわれることは、警官の方から来るまで、動いてはいけないということです。ハンドルの上などに手を上に出した状態で、車内で警察が来るのを待ちます。免許証等を出すのは、警察が来て、その要請を受けてからです。

警察官がコンコンと窓ガラスをたたいたら、おちついて窓ガラスを開けます。

免許証等の提示を求められたら、ゆっくりとした動作で対応しましょう。カバンの中に入っている場合には、「カバンから出したいが良いか?」などと断ってから動いた方がよさそうです。

そこから先はケースバイケースだと思いますので、ここでは省略しますが、「アメリカでパトカーに止められた」などのキーワードで検索すると、いろいろと情報がでてきます。弁護士の方の文章は参考度が高いのかもしれません。